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阿寒湖温泉~アイヌコタン



 

アイヌコタン

 

 

今回宿泊した鶴雅の少し先にアイヌコタンというお土産屋さんや

 

飲食店が集まった所があります

 

アイヌは昔から北海道に住んでいた北方先住民で道内各地で

 

暮らしていましたが日本人が蝦夷地と呼ばれた北海道の

 

開拓が始まってから徐々に住む場所が少なくなっていきました

 

コタンとはアイヌ語で「集落」とか「部落」の事で日本最大のコタンが

 

阿寒湖温泉にあるアイヌコタンなのです

 

コタンの入り口には大きなシマフクロウの木彫りが

 

ウエルカムゲートに掲げられています

 

 一般的にふくろうは、幸福を招くと言われ“不苦労(ふくろう)”と

 

書いて苦労しないとも言われています。

 

このシマフクロウは数が激減し今では天然記念物として

 

わずか100羽程度が指定されています

 

 

 


 



 

木彫りの熊

 

そして昔はどこの家にも一個位はあった熊の木彫り

 

今は北海道土産も多種多様になり木彫りが売れなくなっています

 

この木彫りのルーツはなんとスイスにあるのです

 

大正10年(1921年)八雲の開拓事業を推進していた徳川農場の

 

徳川義親がスイスに旅行したとき現地で見た熊の木彫りに

 

魅せられ冬が厳しい北海道の農民たちがこれを作り販売することで

 

副収入になるのでは?と考え熊の木彫をいくつか持ち帰りました

 

以来多くの人がヒグマを彫り続け北海道土産の定番として「木彫り熊」が定着しました

 

その昔、八雲町で作られる様になった「木彫り熊」が、アイヌ民族が

 

多く住んでいた旭川方面に伝えられました

 

そしてアイヌの人達はこの「木彫り熊」に魅せられ

 

「木彫り熊」を彫る様になったそうです

 


 



 

コロポックル

 

コロポックルとは、アイヌ語で【蕗の葉の下に住む人】

という意味でアイヌ人にとっては神様のような存在です

 

妖怪といっても小人で、いたずらも悪さもせず気立てがよい

 

日本でいうと座敷ワラシみたいなもんですね~


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